ロシアとの強いつながりがあるハンガリー。ハンガリーが7月にはEUの議長国となる。松本さんは「議長国の役目は法案を通すためにEU各国の意見集約や利害調整をすることなので自国第一主義を掲げるハンガリーが議長国としてどれくらい影響を及ぼすか不透明。ハンガリーはロシアとの関係を背景にウクライナへの軍事支援やロシアへの経済制裁に反対する立場を示すとしている。ハンガリーはビジネスや安全保障の分野においてEUなどとの関係は重要と強調している。政府関係者はハンガリーはEUから抜けたいわけではなく、改革を求めているだけと強調。EUの中で自国の主張を実現するためにもロシアとの関係を意地しつつ交渉材料にする姿勢はロシアとEUとの間に立っている生存戦略とも言える」などと述べた。