イスラエルとイランの戦争は終わったと成果を強調したアメリカのトランプ大統領は、今度はウクライナの停戦実現に向けてゼレンスキー大統領と会談した。トランプ大統領は「プーチン大統領と話して終わらせられるか確認する」などと述べ、停戦実現に期待を示した。オランダ・ハーグで開かれたNATO首脳会議では国防費などGDPの5%に引き上げることで一致した。アクシオスが報じたところによると、トランプ大統領が本格的に動き出したのは21日。イランは報復攻撃してからでなければ外交は不可能、実際に攻撃直後これ以上の攻撃はしないと伝えた。23日、トランプ大統領はネタニヤフ首相に戦闘を終わらせたいと電話した。今も残るのはイランの核開発問題。トランプ大統領は来週イラン側と協議を行う考え。トランプ大統領は原爆投下になぞらえる発言をした。日本被団協・箕牧智之代表委員は「広島の被爆者をばかにしている。広島の被爆者は怒っている」などと述べた。長崎県平和運動センター被爆者連絡協議会・川野浩一議長は、「あの惨劇を自分たちの誇り・見せしめみたいに言うことに対して絶対に許せない」と語った。林官房長官は「人道上極めて遺憾な事態をもたらしたものと認識している。累次の機会にアメリカ側に伝達してきている」と述べた。ウクライナ情勢を巡りEU首脳会議も開かれ、ゼレンスキー大統領もオンラインで参加予定。EUとして継続してウクライナを支援する姿勢を示し、ロシアに追加制裁を科すことを議論する。