トランプ次期大統領がTikTokを再開させたウラには息子・バロン氏の一声があったという。トランプ氏はかつては“TikTok嫌い”。2020年、情報が中国共産党などに流出し、安全保障上のリスクがあるとしてTikTok禁止の大統領令に署名→米国企業にTikTokの国内事業を売却するよう求める。バロン氏は若い有権者の票を獲得するためTikTokを活用することを勧めた。トランプ氏のTikTokアカウントは1490万人超のフォロワーを獲得。米国ではTikTokユーザーの7割が18歳から34歳の若年層。TikTokでトランプ氏は1490万人超のフォロワーを獲得。結果としてトランプ氏は前回より多く若者の票を獲得した。トランプ氏は「若者にアプローチするのに重要なツールだった」と選挙戦を振り返っている。トランプ氏は去年暮れにTikTokの経営幹部をマールアラーゴに招待している。トランプ氏は安全保障上の理由でTikTokを排除しようとしてきたが、選挙ではそれを利用し、今度はマスク氏と共にビジネスとして価値を見出そうとしているような印象も受ける。トランプ氏の大統領就任式はあす未明に行われる。