洞口さんは現在59歳で来年還暦。19歳で映画デビューし、伊丹十三さんらの作品に出演した。32歳でテレビディレクターの男性と結婚したが、38歳のときに子宮頸がんの告知を受けて子宮と卵巣を全摘出する手術をした。39歳のとき出演した徹子の部屋で手術について語った。当時が1番辛い時期で、夫にあたって離婚を切り出したこともあったという。それでも夫は元気づけてくれて、沖縄で療養生活をして心の平穏を取り戻した。手術から10年以上経過し、足がむくむリンパ浮腫の後遺症が発症した。良い先生にめぐり逢ってリハビリを続け、装着具のような弾性ストッキングを履いている。2年前、真田広之さん主演のドラマでカナダ・バンクーバーに10か月滞在し時代劇を撮影した。役にはオーディションに受かって参加した。リンパ浮腫という身体の不具合を抱えていることを伝えると、やりたいならサポートすると言ってもらえた。