先月30日、世界中に展開するアメリカ軍の幹部らは明確な目的を知らされないまま、バージニア州に招集された。トランプ大統領は「アメリカは今、内部から侵略を受けている」などと述べ、不法移民を念頭にアメリカは内部から侵略を受けていると主張。国内の危険な都市部に軍隊を派遣し、「訓練場として活用すべきだ」などと述べた。また、今月10日に発表されるノーベル平和賞に言及し、トランプ氏がノーベル平和賞に選ばれなければ「アメリカにとっての屈辱となる」などと述べた。齋藤先生は「トランプ大統領が軍を掌握しているということを内外に誇示する。国内を戦場とするというのはトランプ大統領に反対するデモなどの鎮圧に使われる可能性もある。それに軍が使われるのは筋違い。ノーベル平和賞に関してはイスラエルをアメリカが支援することがなくならない限り難しい」などと述べた。