校舎の中を猛烈なスピードで飛ぶドローン。今、アメリカの学校で配備が進む防犯用ドローン。銃撃犯と対峙したドローンはストロボの光が大きな警報音で注意をそらし、催涙弾を発射。状況によっては時速約100キロで体当たり。直撃すればただではすまない。最大の強みは機動性。通報から15秒で現場へ急行し銃撃犯に対峙する。銃の乱射事件のほとんどは警察官が建物突入前に被害が発生していて、最初の2分の対応が運命を分けると言われている。警備会社はこの防犯システムを火災を防ぐスプリンクラーに例える。学校の構造に合わせて校舎内に20台~60台のドローンを分散して配置。緊急通報と同時に最寄りのボックスから飛び立つ仕組み。操縦するのは特殊部隊などに所属経験のあるオペレーターで学校での事件に対応できるよう特別な訓練を重ねているという。テキサス州に指令室があり、地元警察とも連携しながらアメリカ各地の事件に対応できる態勢をしいている。ドローンを使った防犯システムには各地の学校から問い合わせ相次いでいて、現在ジョージア州など3つの州にある9つの学校で配備が進み、年内に10州での展開が見込まれている。
