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「バーナンキショック」 のテレビ露出情報

松井証券・窪田さんのきょうの予想レンジは39600~40100円。東京市場について窪田さんは「きのうのアメリカ市場はパウエルFRB議長の議会証明を前に利益確定の売りが拡がり、アップルなどハイテク株を中心に大幅安となった。本日の東京市場もこの流れを受けて下落して始まりそうだが、下げ幅を縮小する展開を予想している。」と述べた。窪田さんの注目ポイントは「売りが枯れる個人投資家」で、「日本の個人投資家は逆張り投資を好む。2023年以降の日経平均株価と東証が発表する個人投資家の売買動向を示すグラフを見ると、日経平均が大幅に上昇する局面では個人は大きく売り越しに傾いていることが分かる。ところが日経平均株価が史上最高値を更新する上昇となった2月には個人投資家の売りが919億円と小幅な売り越しにとどまっている。個人投資家の売買動向を現物と信用に分けると日経平均株価が上昇しているなかでも個人の信用取引では買い越しが続いている。投資経験が長い信用取引を活用している個人投資家は直近の上昇相場が本物だと考え、順張りに変えている。今年に入ってからの日経平均と松井証券店内の信用買い残を示すグラフでは1月は買い残が減少していたが2月は上昇相場でも信用買い残が増加しており珍しい状況。また現物売り越しも日経平均の上昇の割には小幅。3月1日時点でNISA口座の消化率は成長投資枠で14.2%、つみたて投資枠では1.5%にとどまっており、個人投資家の買付力が潤沢で日本市場はさらなる上昇が期待できる。ただ同じように上昇と信用買い残の増加が同時に起こった2013年は株価が大幅に上昇したあとで「バーナンキショック」と呼ばれる株価の急落を招いた。いましばらくは株価の上昇は続きそうだが、この先株価が上昇した局面では急変に警戒を。」などと述べた。

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