インドでは今週総選挙への5回目の投票で数千万人が票を投じた。当局が熱波やインターネットの障害と格闘する中、部隊の1つがはるばる遠く離れたヒマラヤの村まで行き、家1軒のために世界最小かもしれない投票所を設置した。この村は1980年代からインド軍とパキスタン軍が対立してきたところから20キロメートルほどのところにあり、電気など基本的設備がそろっていない。軍のバックアップ発電機と家族のインターネットを使いながら投票をしたという。世論調査ではモディ首相率いるインド人民党がリードしているが、有権者の一部は首相の反イスラム的な発言が心配だとしている。