本日のテーマは「信託報酬よりも重要なアクティブファンド選びのポイント」。三菱アセット・ブレインズ・齋藤恒彦さんは、NISA対象の国内株式ファンドを例にとり、信託報酬を比較するとパッシブファンドは中央値で0.46%、アクティブファンドは1.65%と1%以上の開きがあるが、最も低い水準のものを見るとアクティブファンドも0.10%とパッシブファンドに近い水準のものが出てきている。アクティブファンドは高い信託報酬のファンドから低いものまで様々。信託報酬の水準に見合ったベンチマークを上回る努力をしているかどうかという視点がアクティブファンドでは大切。アクティブファンドでは、ベンチマークファンドから組み入れ銘柄・比率を変えることでベンチマークを上回るパフォーマンスを目指す。超超リターン獲得のためファンドマネジャーの判断、個別銘柄の調査、マクロ経済・ミクロ経済の分析費用などが信託報酬となる。アクティブファンドに投資する場足、信託報酬が高いほどベンチマークを上回るとする努力が大きい。アクティブリスクが大きいファンドに投資すべき。アクティブリスクの低いファンドはベンチマークを上回る可能性がかなり低い。アクティブリスクが低いかどうかを類推する一つの方法として純資産額それから銘柄数が急増していないかどうかを見る方法もあるなどと解説した。