フランスでは1日、一部地域で気温が40℃を超えた。およそ1900の学校が休校となったほか、パリのエッフェル塔は安全を確保するため展望台を2日まで閉鎖すると発表した。スペインでは南部で先月28日に46℃を記録した。世界気象機関は、ヨーロッパ各地に「異例の早さで猛暑が到来している」と警告している。一方、現在冬の南半球には異例の寒波が襲来している。アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでは、真冬の7月でも平均気温は10℃程度だが、ロイター通信によると、1日気温がマイナス1℃まで下がったという。チリやパラグアイでも6月は記録的な寒さになったという。