レスリング・日下尚選手。グレコローマンスタイル77kg級で世界選手権銅メダルを獲得した。自身初のオリンピックを決めた日下尚選手のエールポイントは「相撲レスリング」。3歳からレスリングを始め、目立った成績を残せずにいた。同時に取り組んでいた相撲では全国大会にも出場を果たすなど才能が開化。しかし高校入学後、最終的にレスリングを選んだ。全てはオリンピックのためレスリング一本にかけた。すると相撲の経験がレスリングで生かされてきた。レスリング前に四股を踏むウォーキングアップを必ず行っている。去年7月、世界選手権の出場のかかる代表決定戦で負けると五輪代表がなくなる大事な一戦。相撲レスリングが夢の舞台へ導いた。