26日に開幕するパリオリンピックの聖火リレーが、フランス・パリ市内に入り、2015年の同時多発テロ事件の現場などを通過した。1789年のフランス革命を記念した祝日に当たる14日、聖火リレーがパリ市内に入った。第1走者は五輪サッカー男子フランス代表・アンリ監督が務めた。2015年のパリ同時多発テロの現場では、事件の被害者から当時30歳だった息子を亡くした男性へと聖火が受け継がれた。聖火リレーは15日に凱旋門やエッフェル塔などを回ったあと16日以降にパリ周辺の地域を巡り、26日の開会式で聖火台にともされる。