パリ五輪開幕まで、あと3日に迫ってきた。日本代表の選手たちが、続々と決戦の地へと向かっている。きのうは日本選手メダル第1号候補が飛び立った。きのうは、柔道、陸上、自転車の選手たちがパリに向けて出発したが、中でも注目は、世界選手権を3連覇し31歳で五輪初出場の柔道・女子48kg級の角田夏実。柔道の女子48kg級は日本選手の出場競技で最初に決勝が行われるため、角田夏実には日本選手第1号のメダル獲得が期待されている。日本はこれまで、夏の五輪で499個のメダルを獲得していて、角田夏実が節目の500個目のメダル獲得になるかもしれない。土曜日の深夜に決勝が行われるが、記念すべきメダル獲得を目指す角田夏実は「いいプレッシャーだと思って、いい緊張感を持って500個目のメダルをとれればいい」と語った。