パリオリンピックが迫る中、大会マスコットのフリージュが人気を集めている。マスコットはかつてニセモノの里と言われた中国の1つの町で作られていて、その場所に行ってみると意外な光景が広がっていた。市場では公式ライセンス商品表示のある商品、卓球の公式オリンピック試合で使われるピンポン玉やオリンピック記念の玉まで作られていた。低コストで輸送できることから五輪グッズの大量受注に成功したという。ここ数年当局の厳しい取り締まりで偽物が激減し“ニセモノの里”は“本物の生産地”へ変貌を遂げていた。しかし、当局の目をかいくぐり、偽物は夜の市場には存在している。