1932年のロサンゼルスオリンピックで、西竹一さんが金メダルを獲得して以来、馬術競技で92年ぶりのメダルを獲得した。ベルサイユ宮殿が会場となった総合馬術団体は、3つの種目にそれぞれ各国3人の選手が出場し、ポイントを減点方式で競う。現地27日に行われた第1種目・馬場馬術では、人馬一体となって演技し、バランスや柔軟性などが採点される。翌28日、第2種目のクロスカントリーが行われた。ベルサイユ宮殿の森の中に設置された全長5149mのコースには、28の障害物が設置され、馬が跳ばなかったり、設定時間を超えたりすると減点される。日本は3位につけて最終種目に臨んだ。