堀米選手の最後の1本。金メダルに必要なスコアは96.99である。土壇場で限界を超え、見事金メダルを獲得した。この日パリ五輪の解説を務めたのはかつて堀米がその背中を追いかけたプロスケートボーダー・瀬尻稜さんである。瀬尻さんは「スケボーは楽しいもので、雄斗もあそこのスキルまでのぼりついた。色んな辛い思いをしながらスケーボーをやって、最後に金メダルを取った」などと話した。また堀米選手が中学生の時から指導していた早川大輔コーチは「あのトリックは死ぬほど練習してた。人として強くなった。世の中のスケーターのイメージを進化させた3年間だった」などと話した。