- 出演者
- 堤礼実 上中勇樹 黒瀬翔生 佐久間みなみ 馬渕磨理子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
パリ五輪スケートボード男子ストリート決勝で堀米雄斗選手が金メダルを獲得した。しかし4本目を終えた時点で順位は7位と崖っぷちに追い込まれるもここまでも苦難の道程であった。
東京五輪で金メダルを獲得した堀米雄斗選手は、競技のルールの変更があり結果が残せずパリ五輪への出場が危ぶまれるほどがけっぷちに追い込まれた。2024年6月に行われたブダペストパリ五輪予選最終戦では逆転優勝し土壇場でパリ五輪への切符を手に入れた。
堀米選手の最後の1本。金メダルに必要なスコアは96.99である。土壇場で限界を超え、見事金メダルを獲得した。この日パリ五輪の解説を務めたのはかつて堀米がその背中を追いかけたプロスケートボーダー・瀬尻稜さんである。瀬尻さんは「スケボーは楽しいもので、雄斗もあそこのスキルまでのぼりついた。色んな辛い思いをしながらスケーボーをやって、最後に金メダルを取った」などと話した。また堀米選手が中学生の時から指導していた早川大輔コーチは「あのトリックは死ぬほど練習してた。人として強くなった。世の中のスケーターのイメージを進化させた3年間だった」などと話した。
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堀米雄斗選手が生出演。大逆転の試合について堀米選手は「今でも信じられないし、夢かと思うくらいびっくりしている」などと話した。最終5本目について堀米選手は「あのトリックは結果が出ない中で何かを変えていかないと予選に勝てない。そんな中であのトリックを決めて、思い入れがある」などと話した。
堀米選手は今回の連覇を振り返り、「家族や仲間・ファンたちがずっと支えてくれてからこそ最後まで滑りきって連覇を果たせた」など話した。この他白井空良選手のコメントを紹介するなどした。
体操男子団体決勝(ベルシーアリーナ)。世界選手権個人総合2連覇の橋本大輝は2種目目のあん馬でまさかの落下。最終種目の鉄棒で1位・中国との差は3.267の2位。ここで中国の2番手の選手が2度の落下。日本の最終演技者である橋本にすべてを託す。ミスなく着地まで決めた、大逆転で2大会ぶりの金メダルを獲得した。
柔道男子73kg級3位決定戦。最年長32歳で五輪初出場。橋本は開始8秒で背負投を決めて技アリを奪うなどし、日本柔道最年長メダルを獲得した。また女子57キロ級3位決定戦で五輪初出場の舟久保遥香が銅メダルを獲得。
「パリオリンピック2024」の番組宣伝。
卓球男子シングルス2回戦・戸上隼輔4−2Dコジュル(パリ南アリーナ)。一時ミスで相手のリードを許すも、鋭いドライブなどで持ち直し、五輪初出場で世界ランキング15位の戸上が3回戦進出を決めた。
パリ五輪テニス混合ダブルス1回戦(ローランギャロス)。柴原瑛菜/錦織圭2−1Cガルシア/E・ロジェバセラン。柴原&錦織ペアがタイブレークの接戦を制して準々決勝進出。
サーフィン男子第3ラウンド(タヒチ・チョープー)。五輪初出場の稲葉玲王が大波に果敢に挑むなどして準々決勝進出。一方東京五輪銀メダルの五十嵐カノアは2大会連続の表彰台とはならなかった。
男子200mバタフライ予選。東京五輪200mバタフライ銀・本多灯が全体22位で予選敗退。本田は「緊張してここまで体がすくむと思わなくて」とコメント。予選4組目4位の寺門弦輝が全体13位で準決勝進出。
岸田総理大臣は資源の回収や再利用などを進める循環経済の実現に向けた閣僚会議の初会合を開いた。循環経済は大量生産・大量消費・廃棄から脱し、資源再利用する持続可能なシステム。ヨーロッパなどで提唱されている。岸田総理は自動車メーカーなど製造業と廃棄物リサイクル業の連携を促進、再生材の供給・利用拡大や太陽光パネルのリサイクル促進などを訴え年内に政策パッケージをまとめるよう指示した。
循環経済の推進について経済アナリストの解説。日本には以前から循環型社会の考え方があるが、従来の考え方に比べると循環経済は経済成長への視点が強いことが特徴だという。特にヨーロッパでは成長戦略として位置づけられている。経済産業省によると循環経済に関する国内市場は現在は50兆円ほどだが、2050年には120兆円に広がる見通し。SDGsなど企業への要請が多い時代。しかし、この流れについていけない、息苦しいという声が現場に多いのも事実。循環経済の主役は企業であり、より輝くために活用していくべきだという。また、循環経済を上手くまわすカギとして効率的な資源回収をあげた。
日銀は大規模緩和の一環として進めてきた国債の買い入れを減らす計画を決めることにしていて、月6兆円程度という今の規模を半分にするとの見方も出ている。また、注目されるのが追加の利上げに踏み切るかどうか。植田総裁は物価と賃金が安定的に上がっていく確実さが高まることが条件だとしてきた。外国為替市場の円相場は利上げの可能性が意識される中、先週、一時151円台に値上がりするなど神経質な値動きが続いている。