柔道男子81キロ級で史上初のオリンピック連覇に挑んだのは東京五輪金メダリストの永瀬貴規。迎えた初戦、先に技ありのポイントを奪い難なく初戦を突破。3回戦も勝ち進み、迎えた準々決勝。世界ランキング1位の難敵M.カッセと激突。試合は4分間で決着がつかず、延長戦へ。すると延長にもつれる接戦をものにすると、準決勝では相手を寄せ付けず圧倒。決勝の相手は世界選手権3連覇のT.グリガラシビリ。試合開始から1分50秒技ありのポイントでリードを奪うと、その後も攻め続ける姿勢を貫く。そして完璧な谷落が決まり、一本。2大会連続の金メダル獲得。81キロ級史上初連覇の快挙を達成した。永瀬選手は「このメダルを取るためにやってきたので、一番輝くメダルでよかったです」と話した。