52年ぶりのメダル獲得を目指す男子バレー。すでに決勝T進出を決めている。ここからは負けたら終わりのノックアウトステージ。決勝Tのカギを、現地で解説を務める福澤達哉に聞いたところ、「初戦のドイツ戦は気負いが見られ攻め急ぐ感じなどがあったがアルゼンチン戦あたりでは修正して粘り強いバレーボールができていた。決勝Tはサーブとブロックが協力なチームが多い。日本としてはサーブレシーブがきっちりできるかがカギ。アルゼンチン戦での7点ビハインドからの巻き返しなど、乱れたところからの攻め方も重要。長いラリーに持ち込むことが今の日本の勝ちパターンであり一番世界が恐れるプレー。日本のもう一つの強みは、石川祐希が不調のときに大塚達宣を投入するなどのカードを切れる強さがある。一人ひとりのやるべきこと・役割がきちんと理解された上でチームに還元することができる。今大会は、バレーボールは高さとパワーがすべてじゃないということを証明する大会でもあると思う。日本が勝っていくことにより世界のバレーのトレンドが変わる」などと話した。