須崎優衣選手は東京五輪金メダリストとして連覇を狙っていたが、まさかの1回戦敗退。ところが須崎選手に勝ったインドの選手が決勝に進んだため、敗者復活戦にまわることに。さらにここで再びまさかの出来事が。決勝進出を決めていたインドの選手が体重超過のため失格に。その影響で須崎選手が出場する予定だった敗者復活戦が3位決定戦に繰り上がった。パリオリンピック2試合目がいきなり銅メダルマッチになるという予期せぬ出来事。須崎選手は開始早々積極的に攻撃。開始30秒得意のタックルで2点を先制すると、相手を圧倒し、見事銅メダル。その瞬間感情が溢れた。須崎選手は「負けたにも関わらず、こうして私に声援を送ってくれて、負けたのに信じてくれて本当に励ましてくれた方々に感謝したいですし、そういった方々にオリンピックチャンピオンになる姿をもう一度見てもらえるようにこれからの4年頑張っていこうと思います」と話した。