パリ五輪・卓球女子団体・準決勝:日本3−1ドイツ。4大会連続のメダルを目指す卓球女子団体。第1試合のダブルスは早田ひな・平野美宇ペア。早田は痛めている左腕の影響を感じさせない強烈なフォアハンド。同学年の「ひなみう」ペアが息の合ったプレーで圧倒し、幸先のいいスタートを切る。続く第2試合に登場した張本美和は今大会初黒星を喫し、1勝1敗のタイに。相手に傾きかけた流れを引き戻したのは平野美宇。テンポの速いバックハンドで翻弄し、ストレート勝ちを納める。2勝1敗で迎えた第4試合。勝てばメダルが決まる大一番を、16歳の張本美和に託す。思い切りのよいプレーで、25歳年上の相手を圧倒してストレート勝ち。日本は明日の決勝で金メダルをかけ、絶対女王・中国と対戦する。