パリオリンピック。レスリンググレコローマンスタイル男子130キロ級決勝ではキューバ・ロペスヌネス選手が、オリンピック個人種目で前人未到の5連覇を達成。マット上でシューズを脱ぐ行為はレスリングの伝統的な引退のセレモニー。60キロ級の3位決定戦で敗れたイラン・モフセンネジャド選手も、同じようにシューズを脱ごうとしたが25歳での引退は早すぎるとコーチが慌てて止めに入った。一方、61歳になっても現役で頑張っているのが卓球女子シングルスのルクセンブルク・ニー・シャーリエン選手。卓球競技では最高齢だがオリンピック出場は6度目、その実力は決して侮れない。とれない球は追いかけないという無駄な動きを排除した省エネ戦法で、見事1回戦を突破。2回戦は世界ランク1位の中国・孫穎莎選手と対戦。SNSでバズった選手も多かった。陸上女子走り高跳びで金メダルを獲得した、ウクライナ・マフチフ選手は競技中、自分の順番を待つ間持参した寝袋に入り、荷物を枕にしてすやすやと寝るのがリラックス法なんだそう。一方、SNSで怖すぎる、不気味と話題になったのがアーティスティックスイミングフランスチーム。奇抜なデザインのキャップをかぶっていたので演技終了後も、不思議な光景が広がった。テレビ中継でのユニークな解説や運営スタッフの神対応が話題。ビーチバレー女子決勝・ブラジルvsカナダで口論が勃発。審判が間に入り、なだめようとするが収まらず、会場内は不穏な空気になったが突然、ジョンレノンのImagineが流れた。実はスタジアムのDJが機転を利かせてこの曲を流した。最後は会場内の観客も一緒に大合唱。