スケートボード男子ストリート決勝。堀米雄斗選手は大逆転で2大会連続での金メダル獲得となった。4本目終了時点で、トップとの差は96.99、ハイスコアを出さなければ逆転は不可能だった。そんな中で見せた「ノーリーバックサイド270 ブラントスライド」には英国のBBCも大興奮でその様子をつたえた。堀米選手は今大会開始直前まで、代表選考圏外の5番手だった。堀米選手と10年来の友人だという池慧野巨選手は堀米選手からノーリーバックサイド270 ブラントスライドについて聞かれた。ただ2ヶ月で習得できるようなものではなく、1日中トライし1回乗れるかどうかだったという。決勝当日も4本目までは失敗し続け5本目で成功させた。その可能性は「1%」と堀米選手が語るほど。そんな中、池選手は堀米選手がオリンピックで一度も披露したことのない技を使ったという。