五輪48年ぶりのベスト4へ、あと1点が遠かったバレーボール男子日本代表。パリ五輪・準々決勝の相手は、“優勝候補”イタリア。負けたら終わりの大一番で、イタリアから2セットを連取し迎えた第3セット、日本は先に王手をかけた。“勝負の分かれ目”について、石川祐希は「(第3セットの)24対22。そこでしかない」と語った。日本が24対22とマッチポイントを迎えた場面で、石川祐希はワンタッチを狙いにいった。石川祐希は「『ここで1点取らないと』と思い過ぎて、通常だったらリバウンド(相手に当てて自陣に戻す)を狙ったり、もうちょっとリスクを背負わずにプレーしていたのかな…」と話す。あと一歩のところで第3セットを落とした日本は続く第4セットも奪われるが、勝利をかけてフルセットの激闘。石川祐希は両チーム最多32得点を挙げる活躍を見せるが、それでもイタリアに敗れた。試合結果は、イタリア3−2日本。
最後の1点に何が足りなかったのか?石川祐希はパリ五輪を通して感じたことがあった。石川祐希は「いろんな選手やメダルマッチを見て、結果を出している選手は頭がリラックスしている。バスケが好きだからバスケの話になるんですけど、セルビアと米国の準決勝、第4クオーターの最後、ステフィンカリーがフリースローを決めて終わった。普通は集中すると思うが、ステフィンカリーは(セルビア代表の)ヨキッチ選手と『これ入れたら…』みたいな感じで笑っていた」と話し、米国の“スリーポイントの名手”ステフィンカリー(36歳)は緊縛の場でも笑顔を見せていたという。石川祐希は「相手との勝負を楽しむ姿は僕には無かった。イタリアの時は勝ちにこだわり過ぎていた」と語った。
最後の1点に何が足りなかったのか?石川祐希はパリ五輪を通して感じたことがあった。石川祐希は「いろんな選手やメダルマッチを見て、結果を出している選手は頭がリラックスしている。バスケが好きだからバスケの話になるんですけど、セルビアと米国の準決勝、第4クオーターの最後、ステフィンカリーがフリースローを決めて終わった。普通は集中すると思うが、ステフィンカリーは(セルビア代表の)ヨキッチ選手と『これ入れたら…』みたいな感じで笑っていた」と話し、米国の“スリーポイントの名手”ステフィンカリー(36歳)は緊縛の場でも笑顔を見せていたという。石川祐希は「相手との勝負を楽しむ姿は僕には無かった。イタリアの時は勝ちにこだわり過ぎていた」と語った。