バスケットボール男子日本代表の渡邊雄太選手(29)がBリーグ・千葉ジェッツへの加入会見を行った。日本人2人目のNBAプレイヤーとして日本人最長の6シーズンプレー。さらに中心選手としてオリンピックに2大会連続出場した渡邊選手。新天地に千葉ジェッツを選んだ理由について「メンタル的な問題がアメリカであって、大好きなバスケが出来ないという苦しい時間を過ごした。バスケを楽しめる環境を作りたいと強調して言ってくれたのが千葉ジェッツだけだった」などと話した。一方、渡邊選手の加入は千葉ジェッツにどんな影響を与えるのか。バスケットボールアナリストの佐々木クリス氏は昨シーズンはチャンピオンシップベスト4に終わった千葉ジェッツにとって守備面での影響が大きいという。佐々木氏は「渡邊選手のNBAで生きる道を刻んできたディフェンスに加えて千葉ジェッツは常時4名ほど2m近い選手をコートに置ける」などと話した。さらに攻撃面では渡邊選手の代名詞スリーポイントシュートが大きな武器になるという。渡邊選手は「アメリカに行って成長した姿を皆さんにお見せできればと思っている」などと話した。