陸上女子800m・久保凛を、今年5月にTBSが取材した時は高校記録が目標だった。ところがその僅か2か月後に日本記録を更新。しかも1分59秒93の記録で日本人女子初の1分台。メディアにも久保凛の快挙は大きく取り上げられ人気も急上昇。今年大きな飛躍を遂げた久保凛の普段の練習を見せてもらった。驚いたのは体の柔らかさ。続いて3000mのジョギングでは効率が良く負担がかからない走りでタイム計測は9分42、3秒。そして走る練習の最後に毎日行っているのが正しいフォームをキープしたまま150mを全力で走るフォーム走。疲れが溜まっている練習の最後に正しいフォームで走る。その積み重ねがぶれない走りに繋がっている。ぶれないからこそラストスパートで失速しない保凛の強さを支えている。久保凛は「ロサンゼルスオリンピックに出場して、出るからには入賞を目指したい」とコメント。高橋尚子は「速いスピードの中で位置取りを争う事でぶつかることもあるが、久保はサッカー経験があり接触をおそれない。当たりが怖くなく自由自在にレースができるのが強さ」だとスタジオコメント。