一昨日、日本選手団で唯一聖火ランナーを務めた女子砲丸投(上肢障がい)・齋藤由希子選手。家族と共に初めてのパラリンピックに挑む。日本が誇る投てきのスペシャリスト・齋藤由紀子選手(31)。大学時代には世界記録を2回も更新。本職の砲丸投に加え、円盤投・やり投の日本記録を持っている。生まれつき左肘から先が欠損している齋藤の出場するクラスは過去3大会非公認種目だった。今回が初めての夢舞台の挑戦である。そんな齋藤選手の原動力は家族。夫でコーチの恭一さんも全力でサポートしている。試合会場に駆けつけた長女の千遥ちゃんと触れ合うことでリラックス。この時間が競技へのモチベーションに繋がっているという。齋藤選手は「一生懸命やっている姿を見てもらっていた方が競技を辞めたあとも覚えていてもらえる」などと話した。