パリオリンピック・パラリンピックのメダルについて。中央部分が六角形になっていてフランスらしさが込められている。デザインしたのは、フランスの高級ジュエリーブランド「ショーメ」。お披露目を前に、本店で報道陣にメダルが公開された。直径は85ミリ、厚み約9.2ミリ。メダル中心に六角形の金属があり、その回りはより輝いて見えるように凹凸がいくつもある。六角形はフランスの国土をイメージした形。さらに、エッフェル塔の改修工事の際に柱から切り取られた金属が使われている。裏側は、勝利の女神ニケが描かれている。パラリンピックのメダルは、エッフェル塔を真下から見上げたデザインになっている。大会までに、パリ造幣局によって金・銀・銅の計5000個余が製造されるという。