子どもを肩車しながら、電動キックボードに乗っている人がいた。地元警察は危険な運転をしたこの男を捜しているという。電動キックボードが世界的に普及するなか、特に大きな問題に直面しているのがフランス・パリ。利用者が劇的に増え、マナー違反が横行しているという。こうした事態を受けて去年4月、パリ市では電動キックボードのレンタル事業について、住民投票が実施された。住民投票は、レンタル事業反対が約9割という圧倒的大差をつけて終了した。この結果に、法的拘束力はないものの、レンタルサービスは去年8月末で廃止となった。しかし、この住民投票に疑問の声が上がっているという。