競技会場となるセーヌ川の水質悪化で異例の延期となっていたトライアスロンだが、大会組織委員会は水質検査が基準を満たしたとして競技の実施を発表した。日本からは高橋侑子選手が出場。日本時間の午後3時に競技が始まった。トライアスロンのコースはパリの中心部を流れるセーヌ川のコースを2周し、1.5kmを泳ぐ。その後、自転車で市街地を40kmに渡り走り、最後に10kmの長距離走で系51.5kmのタイムを競う耐久競技。懸念されていたセーヌ川の水質には約2300億円を投じ改善を進めていた。しかし、開会式からの雨で生活排水や下水が流れ込み、基準値を超える大腸菌が検出され、2日間公式練習が中止になるなどして競技が異例の延期となっていた。この後、日本時間午後5時45分からは男子の競技が実施される予定。