昭和47年6月12日、英国とフランスが共同開発した超音速旅客機「コンコルド」が初めて羽田空港に飛来した。日本に売り込むため音速の2倍(マッハ2)で太平洋上をデモンストレーション飛行するのが目的。日本航空は一時導入に前向きだったが騒音が大きく燃費が悪いことや、全席ファーストクラスにしても採算が見込めないことなどから断念した。その後コンコルドは英国航空とエールフランスの国際便に就航したが、燃料費の高騰やドゴール空港での墜落事故が災いし2003年に姿を消した。
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