新潟県糸魚川市で“青い宝石”とも呼ばれる岩石「ラピスラズリ」が見つかったことが明らかになった。日本で産出されるのは今回が初めて。ラピスラズリは約7000年前から宝飾品として愛用されてきたほか、古代では貴重だった青色を出すことのできる顔料として珍重された。今回見つかったラピスラズリは、10年ほど前に地元のヒスイ愛好家が採取したもの。国立科学博物館・門馬鋼一によると、糸魚川はヒスイの産地として有名だが、ヒスイとラピスラズリが両方でてくる場所は他にないという。アフガニスタンなど限られた地域でしか産出されないと考えられていたため、驚きが広がっている。フォッサマグナミュージアム・小河原孝彦学芸員は「地形と地質が複雑なので様々な石がまだ出る余地がある」という。
