渡辺篤史が神奈川県川崎市の江崎邸を訪れた。北斜面のひな壇状の住宅地にあり、建物は道路から2mほど高くなっていた。家に上がる階段は里山をイメージした植栽で囲まれていた。玄関の天井は和紙、壁は珪藻土で素材を生かしていた。LDKは5mの吹き抜け。大きな窓から南側に広がる緑豊かな庭を楽しむことができる。キッチンは小物を置くための棚や空間があって機能的だった。シンクが大きく庭を眺めながら作業できる。コンロはガスが3口。庭ではサルスベリが満開だった。窓は雪見障子で閉めても緑を楽しめる。庭をより楽しむために縁側があった。階段の下には愛犬のためのスペースがあった。設計士がこだわったという階段はユニークなデザインだった。キッチン奥が水回り。浴室は天井・壁がヒノキ張り。