大分県日出町の畑を見ると農作物を食い荒らしている鳥、ヒヨドリがいた。直売所産徳園・徳久裕司さんは「例年2月くらいからヒヨドリが来るが今年は特にひどい」と話す。畑では大きな音で追い払っているが、多い日は500羽くるため効果はあまりなく、収穫前の野菜約3割が被害に遭ったという。大分・国東市のキャベツ畑では先月末ごろから収穫前のキャベツが食い荒らされて出荷できない状況に。被害額は約300万円にものぼるという。日本野鳥の会大分県支部は「夏の暑さなどの影響で山の木の実などが少なく人里に出ているのでは」としている。