大和証券CMアメリカ・高橋諒至さんの解説。市場はトランプトレードにより小型株やバリュー株が堅調だが短期的な傾向になると考えている。小型株、バリュー株のグラフを紹介。2016年の大統領選挙は終盤まで民主党のヒラリー氏が優勢でトランプ氏の勝利はサプライズだったがその時でも小型株とバリュー株の優勢は1カ月程度しか続かなかった。2022年にも小型株とバリュー株が買われる局面が1年ほどあったが当時はFRBの利上げと成長企業の業績鈍化が重なった時期。今回の局面では、インフレの鈍化を受けて、FRBが年内に利下げを開始する可能性が高まっている。またIT企業の業績も好調な利益成長が続く見込み。2022年とは外部環境が対照的で、ローテーションは当時ほど長期化しないと見ている。高橋さんは「来週のアルファベットとテスラからマグニフィセント・セブンの決算発表が始まるが、大型株・グロース株にとっては反発のきっかけになりそう」などと話した。