バスケットボール男子日本代表は初戦ドイツに敗れ黒星スタートとなった日本が開催国フランスと対戦。NBAの新人王、222センチの怪物ヴィクター・ウェンバンヤマ選手が立て続けにゴールを決める中、日本も負けじとNBA選手・八村塁選手が得点を重ねるなど5点ビハインドで最終クォーターに突入。するとここでアクシデント。この日2つ目の「アンスポーツマンライクファウル」を取られ、八村塁が痛恨の退場。大黒柱を欠きピンチとなった日本だが、ここで奮闘したのが司令塔・河村勇輝選手。河村選手が怒涛の勢いでシュートを決め、日本が一気に逆転。さらにゴールだけではなく渡邉飛勇選手がゴール下で相手のシュートを防ぐファインプレーを見せる。そして河村選手はコート下に踏み込み、ホーキンソン選手にアシスト。フランスを追い込む。試合終了まで16秒。4点をリードした日本だが、土壇場でフランスにスリーポイントシュートとバスケットカウントでフリースローを決められ、同転に。最後のスリーポイントシュートを決めきれず延長戦に突入。フランスとの大接戦の末、惜しくも敗れた日本。歴史的勝利とはならなかった。(フランス94-90日本)