ピューリッツァー賞のニュース速報写真部門には、トランプ大統領が狙撃された際の一連の写真が選ばれた。ニューヨーク・タイムズのカメラマンダグ・ミルズさんが撮影した写真には、トランプ氏をかすめた弾丸も映っている。暗殺未遂事件を音声と映像などを使って詳細に分析したとして、ワシントン・ポストはニュース速報部門に選ばれた。特に名誉とされる公益部門には、人工妊娠中絶が禁じられている州で治療が遅れた結果、妊婦が死亡した事例を報じた調査報道ニュースサイト「プロパブリカ」が受賞した。調査報道部門には、アメリカで合成麻薬「フェンタニル」を安価に流通させるアメリカ国内外の規制の甘さを明らかにしたとしてロイター通信が選ばれた。