試合前にブルペンで投球を行っていたドジャース・大谷翔平。キャッチャーを座らせた状態で26球を投げ、おととしの右ひじの手術以降ブルペンでは初となるスプリットも数球投げた。しかし、ロバーツ監督によると実戦形式の投球練習の予定はまだなく、当面は慎重に調整を進めていくとしている。敵地でのフィリーズ戦に1番指名打者で出場した大谷は、昨シーズン14勝を挙げたノラのナックルカーブに翻ろうされる。ドジャースの先発は3度目の登板となった佐々木朗希。勝利投手の権利がかかった5回ノーアウト1塁2塁のピンチを招くと交代となり、佐々木のメジャー初勝利はお預けとなった。好投を見せた佐々木のピッチングをロバーツ監督は評価したうえで、次回は80球を目安に投げさせるとしている。大谷はこの試合ノーヒットに終わったが、明日の試合でホームランを打てば全球場制覇にリーチをかけることになる。ドジャース3−1フィリーズ。