米国の港湾ストについて。佐々木さんは「港湾ストは物流が滞ったり、賃金上昇でインフレ圧力を高めるので、中東情勢悪化を含めると、米国インフレ圧力は鈍化してこないのではないかと思います。港湾ストは、6年間で50%の賃上げの提案がされていますが、拒否しています。ボーイングもストをしていますが、4年間で30%を拒否しています。結果的に、。インフレ圧力は残るのでは。今後も賃金上昇圧力がかかりインフレ率が今後も底堅いと、来年末まで200bpの利下げ期待は後退していく可能性が高い。ドル円を結果的に押し上げていくのではないでしょうか」などと話した。