侵攻を続けるロシア。都心部から離れた場所にもその影響が。ANNが地方都市を取材した。ロシア連邦を構成するカレリア共和国。フィンランドと国境を接するロシア北西部の共和国。カレリア共和国は広大な自然と木造建築が有名。進行前はフィンランドとの往来が盛んだったが欧米の制裁により国境は閉鎖、往来も途絶えている。市民はどのような暮らしをしているのか?カレリア共和国の中心部から車で3時間、リゾート地で知られる町のバス停には「戦争反対」との落書き。老朽化した木造住宅が立ち並ぶ。ロシア政府に住み替えが必要な住宅と認定されているが国は何もしてくれていないという。こうした住宅に住む人はロシア全土で少なくとも150万人にのぼるといわれる。