片山さつき財務相は、今朝「日曜報道」に出演。為替についての水準については決してコメントしないと述べた。ただし経済の基礎条件で動いていないのは明確だという。今の為替市場全体の円ドルの規模は実際の需要の10倍を超えているとのこと。投機的な動きに警戒感を示した。為替介入の可能性をめぐっては日米財務相共同声明に基づき、あり得るとの考えを示している。先週閣議決定した18兆3034億円の補正予算案が、コロナ禍を除いて、過去最大規模になったことについて、「どこかに消えてしまうお金は1銭もない」として財政規律派の意見を牽制した。
