撮影2日目。朝5時半、全国各地から夜行バスで続々とお客さんがやってくる。ライブは今日から3日間。中学の頃から永ちゃんの大ファンだという男性に声をかけた。ご家族で来ていて、お子さんも永ちゃんが好きだという。ゲートが開場した。それぞれが好きな出演者のステージを目指した。ライブを聴いたり休んだり、みんな自由に過ごしている。指や足ににトンボを止まらせている男性に声をかけた。最高記録は7匹だが、現在は3~4匹とのこと。男性はIT関連の会社で働くアメリカ出身で、東京から友達と来た。欧米のフェスにもよく行くという。ノリノリの女性に声をかけた。20年近く来ているという。仕事から解放されるだけでなく、とにかくみんなが優しいのがフジロックの魅力だという。ノリノリの男性に声をかけた。長年、裏方としてステージ設営に関わっている大工さんだった。会場には、誰でも自由に弾ける“森のピアノ”が設置されている。お父さんと来たお子さんが弾いていた。夕方5時前、混んできたメイン会場で「永ちゃん」コールが。矢沢永吉のライブが行われようとしていた。ライブが終わり、先ほどの大ファンの男性は、満足げだった。深夜0時すぎ、主なステージのライブが終わり、お客さんは会場の外へ。と思ったらまだ演奏が続いている小さなステージがあった。そのステージを観ていた2人組に声をかけた。このステージは、「ROOKIE A GOGO」というフジロックの本ステージを目指す登竜門的な場所だという。現在44歳だという男性は、16歳から挑戦しているが未だに「ROOKIE A GOGO」のステージに立てていないと話した。男性の知り合いはステージに立てていた。この後、一杯飲むという。