フランスで7日に行われた国民議会選挙の決選投票は即日開票され、第1回投票でトップだった極右政党が予想外に失速し第3勢力となった。フランスの公共放送によると最大勢力となったのは左派連合で、マクロン大統領率いる与党連合が大幅に議席を減らした。与党と左派が200を超える選挙区で候補者を一本化したため国民連合の勢いがそがれる形となった。どの勢力も過半数を超えなかったため、政権運営を誰が担うかが今後の焦点。与党連合のアタル首相は辞表を提出すると話していて、左派連合側は左派に政権を担当させるべきと主張している。一方AFP通信によると、マクロン大統領は慎重に判断する考え。