パリオリンピック・パラリンピックの公式マスコット・フリージュ。特徴は三角形のフォルムには大きな意味があるという。フランス革命を描いたドラクロワの絵画「民衆を導く自由の女神」で、女神も被っているフリジア帽がもとになっている。フリジア帽はフランスにとって自由の象徴。今大会では様々な初の試みが行われる。まずは26日に行われる開会式。これまではメインスタジアムが舞台となっていたが、史上初水上で行われる。6000〜7000人の選手が85隻のボートに乗ってセーヌ川を進み30万人以上の観客に見守られながら式典が行われる。ほかにも環境に配慮し、競技場へのペットボトルの持ち込みは禁止に。観客はマイボトル持参で給水所を利用することになり、史上初プラスチックゼロを目指す。そして男子マラソンが行われる日の夜、市民マラソンも開催。五輪レースと同じ日に同じコースで行われるのは史上初となる。今大会のメダルはリサイクルされた金属で作られていて、中心部はかつてエッフェル塔の一部だったものだという。フランスの高級ジュエリーブランド・ショーメ(CHAUMET)がデザイン。ジュエリーブランドによるデザインは史上初。