北海道・せたな町にある北檜山区若松では130年前に福島・会津若松からの移住者によって開かれた地域で当時から稲作が盛ん。農家をついで10年目の斉藤勇也さんの田んぼに訪れ、新米を試食。斉藤さんがおすすめした秋サケを探すために漁港に立ち寄った。斉藤誠さんの加工場ではいくらの醤油漬けを作っており、自然豊かなせたなで育ったサケを全国のみなさんに食べてもらいたいと話した。さらに日本海に面した高台に建つお店では、風味を高めるために白カビを付けたサラミを販売している。高橋広大さんご夫婦の手作りで、加工場では1週間目のサラミが吊るしてあったが、完成には5週間かかるとのこと。 昔フランスで修行して加工肉の魅力に出会い、去年Uターン。お店の建物は元々氷室だったためサラミの熟成に適していた建物だったためこの場所に店をかまえた。口溶けが良いサラミと地酒と合わせて食事を楽しんだ。塩味が控えめなサラミとスッキリとした日本酒がとても合い、高橋さんはサラミについて地域ならではの食と合わせていきたいなどと述べた。