カンボジアのフン・セン首相が日本時間の今日夕方にテレビ演説を行い、近く首相を辞任して長男のフン・マネット氏にその座を譲ることを明らかにした。先に行われた総選挙では有力野党の参加が認められず、欧米からは公平な選挙ではないと批判され、盤石の形でフン・セン氏が息子に権力を譲るためののもだと指摘されてきた。今回の辞任表明はまさしくそれを裏付けた形となった。ただフン・セン氏は政界から完全に引退するのではなく、影響力を残して院政を敷くとみられており、フン一族の強権体制はしばらく続くとされている。
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