- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
パリ五輪の開幕まで、あと1年となった。開会式の会場となるセーヌ川では記念イベントが開かれた。五輪史上初めて参加人数が男女同じとなるパリ五輪、聖火リレーのトーチは平等をテーマに上下左右が対象になっているという。
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
中国外務省の会見で記者からは秦剛氏の質問が相次いだが解任の理由などは一切説明されなかった。秦剛氏は報道官から外務次官に昇格し2021年にはアメリカ駐在大使に抜擢され去年12月には外相に任命された。解任の理由について専門家は「外交部内で秦剛氏に対して嫉妬や不満があったと考えられ出世が早すぎたことが最大の要因だった」などと話した。中村記者は「中国外務省は公式ホームページに毎日公開している記者会見の公式記録から秦剛氏に関するやり取りをすべて削除するなど一貫して口を閉ざし不透明な中国政治の異質さが際立っています」などと話した。
CIA長官の発言についてトーク。バーンズ長官はスパイ獲得活動が中国国内で進展していると明言した。油井氏は「CIAは2年前に中国ミッションセンターを立ち上げました中国国内のスパイ網復活を目指してスパイ獲得活動を進めているとみられているんです」などと話した。
米軍あてのメールが大量に誤送信されたことがわかった。原因はタイプミスで、メールアドレスの最後を米軍のドメイン「.mil」を「.ml」にして送ってしまったという。一部には機密情報も含まれていた。このドメインはアフリカ・マリのものでマリはロシアと近しいとされており、国防総省は問題に対処する措置を講じたとしている。
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- アメリカ合衆国国防総省
アメリカ・ワシントンの動物園でメスのパンダ メイシャンが25歳の誕生日を迎えた。次の誕生日には中国に返還されることが決まっている
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- メイシャンワシントン(アメリカ)
ウクライナ侵攻後ロシアとイランは結びつきを強めており、中でもカスピ海を経由した「南北輸送回廊」の構築に注力しているとのこと。イランのカスピ海側に面したアンザリ港には、取材時には4隻のロシアの貨物船が確認できた。イランは元々ウクライナから穀物を輸入していたが、ウクライナ侵攻以降は激減し、代わりにロシアからの輸入が増えているとのこと。一方イランからロシアへの輸出も増えており、前年の約1.3倍となっている。イランとロシアの航路は重要度を増しており、欧米からの制裁の影響でガソリンの生産・供給が需要に追いついていないイランでは、ロシアからガソリンの輸入も開始しているという。石油製品の輸出が制限されているロシアとは利害が一致しているとのこと。イランの業界団体トップは、「価格は高くともロシアから原油を買わざるを得ない」などと証言している。イランではインフラ整備も進んでおり、ペルシャ湾とカスピ海を完全に結ぶ鉄道の建設を行っているとのこと。ロシアはイランを経由してサウジアラビアなどの他の湾岸諸国にも販路を拡大しようとする狙いがあるとイラン側の関係者は指摘している。またイランのロシアへの軍事協力は当面続くとみられるが、イラン側はロシアの態度がどうなるか読めないため頼るのは危険だという意見があり、またロシア以外にも中国など他の結びつきも作っておくことで、いざという時に自国の利益を守れるようにしているという。
カンボジアのフン・セン首相が日本時間の今日夕方にテレビ演説を行い、近く首相を辞任して長男のフン・マネット氏にその座を譲ることを明らかにした。先に行われた総選挙では有力野党の参加が認められず、欧米からは公平な選挙ではないと批判され、盤石の形でフン・セン氏が息子に権力を譲るためののもだと指摘されてきた。今回の辞任表明はまさしくそれを裏付けた形となった。ただフン・セン氏は政界から完全に引退するのではなく、影響力を残して院政を敷くとみられており、フン一族の強権体制はしばらく続くとされている。
スウェーデンのNATO加盟をめぐっては、エルドアン大統領は議会での承認が今年10月以降になるという見通しを示している。ハンガリーのシーヤールトー外相はNHKのインタビューに応じ、トルコよりも早く、議会で承認の手続きが行われるという見通しを示した。
朝鮮戦争の休戦協定の締結から27日で70年となるのに合わせて式典が開かれる。ロシアのショイグ国防相は北朝鮮の国防相と会談した。中国も式典に出席するとしている。
台湾で利用客が最も多い桃園国際空港が中国軍の空てい部隊に襲撃されるという想定の訓練が行われた。この空港でこうした訓練が行われるのは初めて。
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海外市場の株価指数や為替相場などのマーケット情報を伝えた。
油井秀樹は中国政府は秦剛氏の解任の理由をちゃんと説明する必要があるなどと話した。