中国外務省の会見で記者からは秦剛氏の質問が相次いだが解任の理由などは一切説明されなかった。秦剛氏は報道官から外務次官に昇格し2021年にはアメリカ駐在大使に抜擢され去年12月には外相に任命された。解任の理由について専門家は「外交部内で秦剛氏に対して嫉妬や不満があったと考えられ出世が早すぎたことが最大の要因だった」などと話した。中村記者は「中国外務省は公式ホームページに毎日公開している記者会見の公式記録から秦剛氏に関するやり取りをすべて削除するなど一貫して口を閉ざし不透明な中国政治の異質さが際立っています」などと話した。