日本の農業従事者の平均年齢が68歳になり、担い手不足が叫ばれている中、農業ベンチャー「グリーンカラー」は若者をひきつける魅力的な農業を目指している。グリーンカラーの従業員は8人で平均年齢は29歳。2拠点で働けるため、農家の平均所得の5倍以上稼ぐ人もいるという。ブドウ栽培をしながらプロの演奏家としても活動している社員もいる。鏑木さんは「価値観が多様化している今、北と南を行き来してブドウを育てるようなライフスタイルがあってもいい。最初は儲けて世界一を目指す思いが強かったが、今は新しいライフスタイルを提案したいという思いの方が強くなっている」などと話した。