エヌビディアの決算について広木さんは「とんでもなくすごい決算なんですが、これまでがスゴすぎたということ。時価総額世界一の規模の会社が売り上げが3倍に増えてきた。200%台の増収が3回続いて前回の決算で初めて122%増になった。すると株価が下がってしまった。今回は2ケタなので当然の反応だと思う。株価がこんな事になっているので利益確定売りが出たんだろうと思う。ポイントはこの後電話会議で次世代のプラットフォーム『ブラックウェル』についての言及があると思う。次の四半期から数十億規模の収益貢献と言っていたが、生産が遅れている様子。それがどうなるかで株価が一段と動くと思うのでそちらも注目」などと話した。また、高島さんは「個別企業としては広木さんがおっしゃった通り。米株はトランプトレードもあり、欧州株よりはアウトパフォームしやすいという見方をしつつも、バリエーションはちょっと高いかなと考えている。米株高のペース自体は考える必要があると思う。これだけ時価総額の高い会社がこれだけ売上を伸ばしているのでそれを投資に使われている。投資が本物なのかなどが問われてくる。本物なら経済全体の生産性を上げ、インフレは低下させる圧力を持ってくるはずだと思う。もし期待を裏切ってくるなら金融面での調整が必要となってくる」などと話した。